発信が仕事に繋がる仕組み——初回面談の緊張感が和らぐ理由
情報発信を続けてきた事で「ポッドキャストを聴いています」と言ってくださる方が増えました。ホームページから初回面談のご相談をいただく際にも「事前にポッドキャストを聴いて、どんな雰囲気の方かなと思って聴いてみました」と言っていただく事があります。
相手がこちらの雰囲気をあらかじめ掴み、心の準備体操をした状態で話してくれる事で、最初の面談の緊張感がかなり和らぎます。その結果、ヒアリングもスムーズに進み、顧問契約の際にもとても大事な要素になっていると感じています。
また、こちらから声をかける際も「いつもポッドキャストを聴いています」と伝える事で、初回の打ち合わせや自己紹介の場が自然に作れます。ただしその場合、しっかり内容を聴いた上で「どこが役立ったか」という感想を丁寧に伝えてからやり取りをする事が大切です。ポッドキャストを接点として使うだけで実際にはほとんど聴いていない、という営業アプローチは相手にも伝わってしまうものです。
発信と営業の温度感を合わせる——ポッドキャストで築いた信頼を崩さない為に
発信自体は淡々と自分たちの事業を紹介しているのに、リンク先に行くと「今すぐ契約しないとダメ」「今だけ特別なチャンス」といった強いプッシュ型の営業になっているケースを目にする事があります。
ポッドキャストで伝わってくる人柄と、商品を売る時の温度感にズレがありすぎると、せっかく築いた信頼が一気に崩れてしまいます。自分たちの事業ではそうならないよう、発信と案内の温度感を合わせていく事を意識しています。
ネタ切れしない日記×メモ術——ゼロから考えると腰が重くなる
毎週5番組の発信ネタをどうやって切らさずに用意しているか。一つの工夫として、5年日記といった普段プライベートで書いている日記の延長線上をネタにしています。
日常の出来事がどう仕事に活かされているかを意識して発信する事で、「収録のために何を話そうか」とゼロから考える必要がなくなります。ゼロから考えようとすると原稿の作成など負担が増えて腰が重くなってしまうので、日常の中で事前にネタをストックしておく事がネタ切れ防止の核心です。
気づいた事があればその場ですぐメモを取る事も意識しています。お風呂に入っているときにネタを思いつく事が多いのですが、上がった後の合間でも気づいた瞬間にすぐメモを残すようにしています。
体調のいい時にまとめ収録する——疲れた日に無理すると負のループに陥る
毎日のように発信を続けていると「これってやる意味あるのかな」と思いながら、体調が不調な中で収録する事もあります。
そこで意識しているのが「体調のいい時にまとめて収録する」という習慣です。忙しくなって収録の時間が取れなくなりそうな時期の前に、先にまとめて撮っておくようにしています。
体調が悪い時に収録しようとすると、頭も回らないし声に乗る気持ちもうまく伝わらない。気持ちが伝わらないまま収録すると「今回うまくいかなかったから次もダメかも」とどんどん負のループに陥ってしまいます。だからこそ、調子のいいタイミングでストックを作っておく事を強く意識しています。
「アンチはファン」——反応・コメントへの向き合い方
以前、自分のポッドキャストを配信している動画をSNSにアップした際、「自分の働き方を熱く語ってるのに、AIを使って配信してるのどうなの?」的なコメントをいただいた事がありました。
そういったコメントをいただいた時は「こういうコメントをくれる方は、実は自分と似ている方なんだな」と捉えるようにしています。似ている感覚があるからこそ「この方をファンにするにはどうしたらいいか?AIを使わずに自分の言葉で熱く語り続ければ、価値観を共有しているから絶対にファンになってくれるはずだ」と考えています。
わざわざ時間を取ってコメントしてくれた事への感謝を持ちながら、その意見を改善のヒントとして受け止めつつ、適度な距離感で向き合っています。
発信を「二度おいしい・三度おいしい」状態に展開する
ポッドキャストで話した内容をnoteで記事化できないか、Kindle本にできないか——自分が話した事を「二度おいしい・三度おいしい」状態にできるよう、他の媒体に展開していく事を意識しています。
誰かに聴いてもらえる機会を作るのが一番大事ですが、相手からの機会を待つのではなく、自分から他の媒体に展開していく事でリーチを広げていく——この意識が、発信を長く続けながら仕事にも繋げていく上でとても大切だと感じています。
まとめ:発信を仕事に繋げ、続けていく為の五つの事
今日からできる事を5つ整理します。
① 発信を聴いてもらいたい相手への連絡は、しっかり内容を聴いた上で「どこが役立ったか」を伝えてから始める事。
② 発信と案内・営業の温度感を合わせる事。ポッドキャストで築いた信頼をリンク先で崩さない意識を持つ。
③ 日記の延長線上をネタにして、気づいた瞬間にすぐメモを取る習慣を持つ事。ゼロから考えると腰が重くなる。
④ 体調のいい時にまとめ収録してストックを作っておく事。疲れている時に無理して収録すると負のループに陥る。
⑤ 批判的なコメントは「アンチはファン」という意識で改善ネタに変える事。そして発信を他媒体に展開して二度・三度おいしい状態を作る。
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田村陽太は、社会保険労務士、会社経営者として働き方・採用・労務の
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